Meta Horizon Managed Servicesは、2026年2月20日をもって販売を終了いたします。詳しくはヘルプセンターをご覧ください。
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VRウォークスルーで建設プロジェクトの費用を節約したMortensonの事例

問題を早期発見できれば、建設費用を10億ドル単位で節約できる可能性があります。Mortensenは、VRを3Dモデリングに導入することで設計上の問題をより簡単に特定し、建設プロジェクトのコスト効率を向上させました。
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課題

従来のBIM (Building Information Modeling)は、建設プロジェクトを表す3Dモデルを平面的なスクリーンに映し出します。ここには電気系統や機械的な配管、空調システム(HVAC)などのインフラ要素も盛り込まれるのが一般的です。
確かに便利ではあるのですが、建物を立体で表現できても、その中に没入できないのでは限界がある、とMortensonでは感じていました。例えば次のような問題です。
  • スキルの壁がある – 従来のBIMプロジェクトは理解するのが難しいため、複雑なソフトウェアや設計モデルの知識がない関係者は、自分が何を見ているのか分かっていないことがあります。
  • アクセスできる人が限られる – 従来のBIMツールの場合、チーム内のVDC (Virtual Design and Construction)担当者しかアクセスできないことがあります。打開策としてオンラインで画面共有する方法はありますが、できることは限られます。VDCのエキスパートが1つのモデルを動かしてそれを20人で眺めるような場合は、フィードバックを集めるのが必要以上に難しくなってしまいます。
  • 深刻な問題が見逃される – 従来のBIMは、設計上の矛盾を自動的にフラグしてくれますが、必ずしもすべての問題を見つけられるわけではありません。3Dモデルを2Dで見たときに、モデルの作りが直接反映されていないために安全上の問題やアクセシビリティの問題を見落とす可能性があります。

会社情報

ミネソタ州ミネアポリスに本社を置くMortensonは、上位20位に入る建設・開発企業として高い評価を得ており、スポーツや再生エネルギー、医療などの領域を手がけています。データセンターに関しては米国で375か所以上を建設し、Building Design + Construction誌によって米国のデータセンター建設業者の中で第6位の規模を持つ企業として位置付けられています。

業界

建設

Brian Nahas,
Director of Virtual Design and Construction,
Mortenson

VRテクノロジーのスケーラビリティによって、パンデミックの最中、ユニークなコラボレーションの方法が生まれました。この協業の形は、これからも私たちの働き方に影響を与え続けるでしょう。
MortensonとVR

VRを選んだ理由

VRを選んだ理由

Mortensonは、着工前に建築物を文字どおりの意味で「体験」できる没入型テクノロジーに価値を見出していました。Questを選んだのは次のような理由からです。
  • 安全性 – 周囲の空間を認識したまま作業できる没入エリアを設定できる点が、非常に重要です。境界線を設定し、装着者の現実世界の視界に3Dモデルを重ねられるQuest 2*とQuest Pro*の機能は、実物大モデルを使う上で特に便利な機能です。

  • ネットワーク接続型のヘッドセット – チームメンバーを仮想環境で集めることは、ハイブリッドチームにとって特に重要な動機付けとなります。VRには最大50人まで集まることができるため、どこにいる人もリアルタイムに参加できます。

  • 使いやすさMetaのヘッドセットは、高性能のコンピューターに接続することなく、箱から出してそのまま使用できます。この手軽さのために、チームメンバーがデバイスの使用に難しさを感じることがなく、VRを全社展開するプロセスも簡単でした。

ソリューション

Mortensonは、誰でもBIMにアクセスできるようにするために、35台のMeta Quest 2*と10台のMeta Quest Pro*をはじめ、さまざまなMeta Questデバイスを購入しました。建設プロジェクトのデジタルツインを作成し、大規模で複雑な設計を扱えるバーチャルコラボレーションアプリResolveを活用することで、通常なら静観するだけの関係者もレビュープロセスで中心的な役割を果たせるようにしています。
Resolveは、VRの使用経験がない社員でもトレーニングをたった1時間受けるだけで1人で扱えるようになります。モデルをリンクするとバージョンの更新がシームレスに同期されて、設計の最新の変更点や修正点が反映されるようになる強力なアプリです。恩恵を受けるのは社内のワークフローだけではありません。それ以外のコラボレーションにおいても、社外のコンサルタントからアップロードされたモデルが、数分でVRを使ってレビューできるようになるメリットがあります。
ドキュメント管理システムとヘッドセットとのシームレスな連携もさることながら、レビュープロセスも円滑化できるのがResolveの強みです。床に部屋の名称を立体的に表示でき、色のコントラストが高く、Metaアバターも使えるResolveでは、設計のレビューとフィードバックを同時に行えます。これにより、レビューセッション以外で議論する時間が劇的に減りました。
より入念な確認が必要な問題については、Resolveを問題点追跡ソフトウェアと同期させて、解決策の優先順位付けと発見を効率よく行えるようにしています。
Meta Quest 3、まもなく発売
ISVの紹介

Resolveを選んだ理由

Resolveは、従来のBIMファイルをデジタルツインに変換し、VRでの点検を可能にしました。建設プロジェクトの安全性と効率性を高い水準で確保できます。
Mortensonではスムーズに導入できました。チームに新たに加わった人も簡単に使い方を習得できたほか、プロジェクトのドキュメント管理プラットフォームにリンクした後は、最新の変更点や修正点などをすべてシームレスに同期できました。

Taylor Gilmore,
Operating Group Integrated Construction Director,
Mortenson

データセンタープロジェクトの大規模な複合モデルをQuest 2とQuest Proの両方で扱えるアプリケーションは、Resolveだけです。当社で扱う情報の規模を考えればこの点は重要です。

結果

MortensonにおけるVRの成功事例の中でも特筆すべきは、イリノイ州デカルブの超大型データセンターのプロジェクトです。このプロジェクトでは、4州10社に分散した50人のレビュー担当者がデータセンターの3Dモデルを点検し、600か所以上の問題を見つけました。例えば次のような問題です。
  • 保守手順をバーチャルにシミュレーションしたところ、照明固定具が邪魔でエンドフィードボックスにアクセスできない問題が見つかりました。施工前に問題を修正したことで、推定26,500ドルを節約できました。
  • 短かった電線管をケーブルトレイに近づけて邪魔をなくしたことで、約12,000ドルを節約できました。

Ryan Zoldan,
Integrated Construction Manager,
Mortenson

Meta Quest 2とResolveにより、かつてない規模でのコラボレーションが可能になりました。
*このデバイスは販売終了となりました。最新のMeta Questを購入して、究極のMR体験と上質な着け心地を手に入れましょう。