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MONDELĒZ INTERNATIONAL

Mondelēz International とVR: バーチャルなイノベーションセンターで R&D とコラボレーションを変革した方法

Mondelēz International’s がVRデジタルイノベーションセンターによって社員のコラボレーションを促し、商品デザインと消費者テストを改善した事例をご紹介します。

課題

製菓大手の Mondelēz は、世界的なリーダーとしての地位を維持・発展させることに意欲を燃やしていました。テクノロジーに強い関心を示し、従来のやり方を変えることに意欲的な Mondelēz’s のイノベーションチームは、製菓業界に典型的な課題に直面していました。
商品開発の加速 消費者トレンドの先頭を走り続け、競合他社に先を越されないようにするために、 Mondelēz は商品の開発期間を短縮したいと考えていました。次の一手は間違いなくコンセプト案の作成と試作のプロセスを1つにすることだと感じていました。
消費者テストの改善 もう1つの目標は、ターゲット層を対象とした新商品のテストを、より機敏に、効率よく、現実に近いかたちで行う方法を見つけることでした。スナックの消費シーンを再現できれば、テストプロセスの価値がさらに高まる可能性がありました。
世界中の R&D 人材の活用Mondelēz は、ぜひ R&D 人材の集団としての熱量と発想力を生かし、それを拡大したいとも考えていました。アイデアを共有して発展させることは常に優先課題でしたが、その手法をもう一歩進めることが将来の成功の鍵になると見ていました。

Mondelēzについて

Mondelēz International は、150か国以上で食べられているスナック菓子を製造しています。有名どころでは、オレオ、リッツ、キャドバリーなどがあります。全世界で91,000人以上を雇用する同社では、大規模なコラボレーションに加え、テクノロジーの活用によるプロセスの継続的な刷新がきわめて重要です。

業界

食品・飲料、製造

Jay Gouliard,
Senior Vice President,
Mondelēz International

VRには、従業員のインクルージョンを高める効果もありました。世界中の開発者に参加してもらい、没入型の共同作業や共同制作ができます。
3DアバターがいるインタラクティブなVRミーティングスペースの画像

VRのメリット

VRを選んだ理由

Mondelēz がMetaを選んだ3つの大きな理由:
1.最高レベルの体験Mondelēz は、世界トップレベルのテクノロジーハードウェアによって質の高いVRとXR (エクステンデッドリアリティ)を社員に体験させたいと考えていました。Metaはそのためのパートナー候補として、際立った存在でした。
2.コラボレーション指向 VRとMRにより、人と組織が学び成長するための支えとなる、長続きするつながりが生まれます。同僚同士が地理的に離れている場合にはこれがよりいっそう重要になります。
3.信頼できる設計 何年も使い続けられるワイヤレスデバイスである点が、R&Dチームに新しいテクノロジーの導入を促す鍵となりました。

Matthew Tomlinson,
Extended Reality and Metaverse Lead (R&D),
Mondelēz International

Arthurを使えば、ミーティングルームのカスタマイズにも、体験を大きく変えるのにも、コーディングのスキルは必ずしも必要ありません。そこがとても気に入っています。
Meta Quest 3、まもなく発売
ISVの紹介

Arthur

Mondelēz は、Arthurを使ってSimojaを構築しました。Arthurは、エクステンデッドリアリティを利用して100人以上が同時に集まることができるバーチャルオフィスソフトウェアです。本人によく似たアバターと多様な生産性ツールを使えるので、コラボレーションプラットフォームとして完備されたものとなっています。
企業用途にふさわしく、 Mondelēz の未来志向の重要なアイデアを安心して発展させるのに必要なセキュリティ機能をすべて備えています。アイデアの発展はすべて、 Mondelēz ならではの仕上げが施された、Arthur上のカスタムメイド環境で行われました。

Dr. Beccy Smith,
Research Fellow and Technical Director for Digital R&D,
Mondelēz International

Simojaでは、物理的なイノベーションセンターをバーチャル空間で再現しようとしています。展示ホールや消費者用のスイートルームがあり、3Dの共同制作ができるデザイン空間や工場ラインのデジタルツインがあります。データを3Dで視覚化する没入型アリーナもあります。

ソリューション

グローバルな R&D 組織を1つに集めてコラボレーションを高めるため、 Mondelēz は、Arthurを使ってデジタルイノベーションセンターを構築しました。このVRセンターの名称は「Simoja」。それぞれラテン語とスワヒリ語で「一緒に」を意味する「Simul」と「Pamoja」からなる造語です。
このバーチャル環境には、「オレオ」トリアム、展示ホール、ミーティングルームがあり、これがコラボレーションと R&D の活性化やさまざまなプロセスの合理化に貢献しました。
Simojaの運用を開始するにあたり、 Mondelēz はすべてのタイムゾーンをまたぐ24時間のイベントを開催しました。「いつでも入れる」VRの強みをアピールしたこのイベントで、社員はトブラローネ(Mondelēzが保有するスイスのチョコレートブランド)のクリスマスツリーを制作し、チョコレートのことをもっと知り、組織の成長戦略を深く理解する機会を得られました。
Gravity Sketchプラットフォームにより、 Mondelēz は新作スナックの工業デザインを加速させることができました。バーチャルな商品棚を用いた新パッケージの商品テストや、バーチャルなリビングルームに座ってお気に入りのテレビ番組を見ながら試食してもらう消費者テストもできました。
今後は、施設のデジタルツインMondelēz などのバーチャル体験を構築する予定です。これにより、新入社員のオンボーディング体験の質が勤務地にかかわらず高まることが期待されます。

Sanjay Gurbuxani,
Vice President Global Digital Innovations and Regional CIO for Asia Pacific, Middle East and Africa,
Mondelēz International

試食してくださる消費者の体験を拡張するために、VRを活用しています。当社の施設にいるのに、自宅でくつろいでいるような気分で試食をしていただけます。

成果

MondelēzはVRを導入し、それによって働き方を変革しました。

1,000人以上

Simojaでコラボレーションした社員数

100件以上

2023年にリリースされたXR体験(前年比400%増)

8.0以上

XR体験のネットプロモータースコア

時間単位

3Dコンセプト設計フェーズを週単位から時間単位に短縮

Rich Hess,
Extended Reality Center of Excellence Lead,
Mondelēz Digital Services

Simojaにより、今後の業務にVRを取り入れる意欲が全社的に高まっています。立ち上げ以来、コラボレーションやデジタルツイン、学習、トレーニングなどの領域で、全世界合わせて100件を超えるVR体験が生まれました。働き方が大きく変わり、進化しました。

Meta for Workでつながる

VRによって仕事と学習がどのように変わってきているのかを見た後は、次のステップに進みましょう。ぜひ
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ください。トレーニングの向上や生産性の拡大など、これから組織で取り組めることをご検討ください。