Meta Horizon Managed Servicesは、2026年2月20日をもって販売を終了いたします。詳しくはヘルプセンターをご覧ください。

職場でのVR利用に関する調査: MRと各業界

|
|
この記事は10分で読めます
|
MRエクスペリエンスにMeta Questヘッドセットを使っている製造業のデザイナー

バーチャルリアリティ(VR)と複合現実(MR)の人気は急上昇しています。その理由は明らかで、チームのコラボレーション設計能力トレーニングのリーチを強化できることが、さまざまな業界で実証されているからです。

Metaの委託により、500人の社員(米国300人、英国200人)を対象にCCS Insightが行った「Survey: VR at Work, 2023」という調査では、職場でのヘッドセットの利用について尋ねました。ここでは主な調査結果をざっと追いながら、VRやMRを利用しているさまざまな分野について詳しく見ていきます。

航空宇宙・防衛機関は、最も長くVRを利用


トレーニングにVRやMRを利用している航空宇宙・防衛分野の社員

航空宇宙・防衛分野の社員は、VRやMRの利用経験が最も豊富です。この業界の回答者の89%が、これらのテクノロジーを1年以上にわたり利用しています。

その一方、建設業と製造業の社員は最も利用経験が少なく、71%となっています。それでも、この業界がVRヘッドセットやMRヘッドセットを導入して恩恵を受けていることは明らかです。Mortensonなどの組織は、Meta Questを利用して没入感の高い建設現場のウォークスルーを作成し、何万ドルもの費用を節約しました。

この調査からは、米国では英国よりも社員の利用経験が豊富なことも明らかになりました。18か月以上VRやMRを利用しているのは、米国では3分の1弱(32%)ですが、英国では19%でした。

多数のテクノロジー企業やイノベーションセンターが米国を拠点としていることが、テクノロジーに精通した文化を醸成するのに役立ち、早期導入を促進しています。ただし、この違いは、米国における航空宇宙・防衛分野の回答者の割合の高さを反映している可能性もあります。

建設業と製造業は、VRやMRを学習に利用する可能性が最も高い


建設作業員が重機で安全に作業するためにMRを利用

建設および製造分野では、VRを主に学習に利用しています。回答者の3分の1 (33%)が、職場でのVRやMRの主な用途としてトレーニングと教育を挙げました。

考えられる理由の1つは、VRやMRを利用すると、安全かつ現実感のある方法でコスト効率良く社員をトレーニングできるようになり、危険な環境やアクセスが困難な環境に実際に出向く必要がなくなることです。例えば、PfizerはCOVID-19ワクチンの製造にVRトレーニングモジュールを利用したことで、学習期間を40%短縮しました。

一方、航空宇宙・防衛分野の社員は、VRやMRを主に設計と制作に利用しています(41%)。VRヘッドセットやMRヘッドセットで3次元を表現できるため、この分野の専門家は複雑な装置のイノベーションをより感覚的に行えるのです。さらに、ホスピタリティ・娯楽業界では、VRやMRをオンボーディングやスキルのトレーニングに利用しており、31%がこのテクノロジーの主な用途として回答しています。

これらの各業界の社員は、VRヘッドセットやMRヘッドセットを利用して、現実世界の影響を受けるというリスクを伴わずに、コントロールされた環境でスキルの習得や向上に取り組めます。

ハードスキルのトレーニングへのVRやMRの利用では、テクノロジー分野がリード

ハードスキルのトレーニングに関して、テクノロジー分野でのVRやMRの利用率はどの業界よりも高く、回答者の68%がヘッドセットを技術的なトレーニングに利用しています。航空宇宙・防衛分野の専門家が、63%で僅差の2位です。

これは、技術的なシナリオのシミュレーションや複雑な装置の利用に関して、VRやMRが非常に効果的なことを示しています。例えば、Vehicle for Changeではこのイノベーションによるプラスの効果を実証しており、元受刑者に自動車整備士になるための職業訓練を提供しています。

予想どおり、教育業界の社員は、VRやMRの最も多い用途として「教育」を挙げています(67%)。ところが興味深いことに、航空宇宙・防衛分野(44%)と輸送業(45%)の社員も同様でした。教育はこれらの各業界に欠かせません。社員には、非常に高いレベルの技術的な専門知識とスキルが必要だからです。

通信分野とメディア分野の回答者の100%が、将来はVRやMRを利用予定


Meta QuestヘッドセットとキットでMRを利用しているホスピタリティ業の女性

職場におけるVRやMRの未来は明るいようです。CCS Insightsの調査によると、全回答者の89%が将来はこのテクノロジーの利用が増えると予想しています。最も重要な点は、通信分野とホスピタリティ分野では社員の100%が、今後自分の役割でMRを利用すると予想していることです。

職場でのMRやVRの未来に関しては、さまざまな可能性がビジネスへの受け入れを決定づけ、導入を促進する一助となり得ます。業界固有の用途を継続的に開拓することは、職場にVRやMRがもたらす可能性についての認知度を高め、理解を深めるのに役立ちます。

VRやMRの実践的な用途について組織に説明し、誤解があれば解消することも、このテクノロジーの受け入れに対する前向きな姿勢を養うのに役立つでしょう。

Meta for Workでつながる

Meta Horizon Managed SolutionsでVR(仮想現実)とMR(複合現実)を活用して、組織の規模を拡大する方法をご紹介します。Metaの成功事例を参考に、VRとMRを活用して働き方と教育の未来を構築する方法をご確認ください。

仕事でのMR利用に関するその他の記事

職場でのVR利用に関する調査: MRとトレーニング
職場文化を確立する方法

出典

CCS Insight「Survey: VR at Work, 2023」(Metaの委託による調査。職場でVRを利用している米国および英国の企業500社を対象に実施)、2024年2月。