あらゆる新興テクノロジーと同様に、VR(仮想現実)とMR(複合現実)を含むXR(エクステンデッドリアリティ)にも独自の専門用語が存在します。このXRとVRの用語集は、XRを利用する際に見聞きする言葉やフレーズをより深く理解し、効果的に使用するうえで役立ちます。
さらに詳しく知りたい場合は、用意されているさまざまなリンクをご利用いただけます。
意思決定、問題解決、学習、推論、意味の発見、分析といった人間の知性や認知能力を再現できるコンピューターシステム。
現実空間に固定できるデジタルオブジェクト。壁に固定されたバーチャルフォトフレームや、冷蔵庫のドアに貼られたバーチャル買い物リストなどで、MRを利用するたびに見ることができます。
実際の環境とバーチャル環境を融合する技術。ARを使用すると、テキスト、オーディオ、グラフィックなどのデジタル要素を操作でき、現実世界での体験が拡張されます。
機械やコンピューターを利用して人間の入力の手間を減らす技術。ほぼすべての反復作業に役立ち、多くのビジネスが意識せずに活用しています。Metaでは、働き方の未来を形作るイノベーションの1つと考えています。
バーチャル環境で出会う人や物とやり取りするためのデジタル表現。アバターをカスタマイズして、自分とそっくりの見た目にしたり、まったく別人のようにしたりできます。
MRで設定できる仮想的な境界。ヘッドセットの装着時に、現実世界での安全を確保するために使用します。境界線に近づきすぎたり、外に出たりすると警告があります。
ボタン、トリガー、ジョイスティックが付いた手に持つデバイス。コントローラーを使用すると、バーチャル環境内のオブジェクトに「触る」ことやオブジェクトを操作することができます。Meta QuestのTouch Plusコントローラーはその一例です。他のモデルと同様、モーショントラッキング技術を搭載しており、MR体験を向上させます。
Meta Questコントローラーを持っているときに、トラッキング技術がその動きや空間内での位置をモニタリングし、バーチャル世界でアバターを通じてそのジェスチャーを再現します。これにより、バーチャル環境でオブジェクトとより正確にやり取りできるようになります。
物理オブジェクト、システム、環境を正確にデジタルで再現したもの。デジタルツインは、現実の状況をシミュレートし、現実世界での実験コストのごく一部で結果を予測するために使用されます。
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)を包括する総称。XR技術は、現実世界とデジタル世界を融合し、より没入感が高く魅力的な体験を実現します。AR、VR、MRの違いについては、こちらの記事をご覧ください。
VRヘッドセット内の技術。目の動きをモニタリングし、それをアバターに反映して、より自然なインタラクションや表情を生み出します。
Meta Questで境界線を設定する際は、フロアレベルを指定する必要があります。これは、VR環境内で地面をバーチャルに表現したものです。空間認識を確立し、バーチャルオブジェクトを正確にデジタル環境に関連付けるために重要です。
従来の滑らかな円形デザインのレンズではなく、ギザギザの切り込みを入れて成形したレンズ。ヘッドセットの重量を軽減するのに役立ちます。Meta Quest 3Sに採用されています。
ユーザーの指示に応じて、テキスト、画像、音楽、コードなどのコンテンツを生成します。ディープラーニングと呼ばれるコンピュータープログラムを使用してデータを分析し、新しいデータを作成します。Meta Llamaは生成AIの一例で、数多い大規模言語モデルの1つです。
ヘッドセットを装着している際、現実空間内での位置を確認したいときは、少し下を向くと移動可能範囲がオーバーレイとして表示され、境界を示します。これにより事故のリスクが減りますが、お使いのデバイスで有効にする必要があります。
眼鏡をかけている場合、眼鏡スペーサーはヘッドセットと眼鏡の間にスペースを作り、より快適に装着できるようにします。挿入すると、レンズに傷が付くリスクも減ります。
手の動きを検知およびトラッキングし、バーチャル世界でアバターを通じて再現する技術。これにより、デジタル環境とのインタラクションがより自然になり、そこで出会ったオブジェクトとやり取りできるようになります。
バーチャルオブジェクトとやり取りするときに、パルスや振動を利用して皮膚の受容体を刺激する技術。これにより、実際に何かを触っている感覚が得られます。この物理的なフィードバックにより、バーチャル体験がより直感的かつ魅力的なものになります。
目と耳を覆い、バーチャル仮想環境に没入させるウェアラブルデバイス。ヘッドセットはさまざまな機能やVR体験を提供します。Meta Questヘッドセットの比較については、こちらをご覧ください。
VRヘッドセットの位置と向きをリアルタイムでモニタリングおよびアップデートするプロセス。ヘッドセットのトラッキングが正確であるほど、体験の没入感が高まり、VR酔いになる可能性が低くなります。
ディスプレイが視野の両端まで拡大して表示されるVRヘッドセットのデザイン機能。窓越しに見ているような感覚が減るため、没入感が高まり、気が散りにくくなります。
センサーやソフトウェアなど、データの収集と共有を可能にする技術が組み込まれた物理デバイスのネットワーク。VRでは、IoTとの連携によりインタラクティブで相互接続されたバーチャル環境が実現し、現実世界のデータやデバイスに反応できるようになります。
ソフトウェア製品やサービスを開発および販売する個人または企業。ISVはVRエコシステムで重要な役割を果たしており、ヘッドセットで使用されるアプリやゲームを作成しています。ISVは、Meta QuestストアでVRアプリを提供しています。
企業データにアクセスするモバイルデバイスをモニタリング、管理、保護するソフトウェアとプロセス。例えば、MDMソリューションを利用すると、ビジネスはVRヘッドセットを導入・管理して、セキュリティと規則への準拠を確保できます。
VR、AR、スマートグラスを通じてアクセスする仮想共有空間。メタバースでは、個々のプラットフォームやアプリを超えて、2Dおよび3Dのデジタル環境、ソーシャルインタラクション、体験が融合されます。
Metaアカウントを持っており、Meta Quest for BusinessやMetaビジネスツールに安全にアクセスしたい場合、Meta管理者センターがその入り口となります。
Meta Horizon Workroomsは、リモートでのチーム作業、ミーティング、生産性向上のためにMetaが開発したコラボレーションVRプラットフォームです。没入感の高い環境で他の利用者とやり取りし、コンテンツを共有し、現実世界で一緒に作業しているような体験を再現できます。
Meta Quest for Businessは、Meta Questを全社レベルで展開するためのサブスクリプションベースのソフトウェアサービスです。ユーザー管理、デバイス管理、カスタムアプリ管理などの機能に加えて、カスタマーサポートも提供しています。
バーチャル環境内でコンピューター画面をミラーリングするアプリ。映画鑑賞、インターネット閲覧、ゲームプレイが可能です。Meta Horizon Workroomsをご覧ください。
現実世界の要素とバーチャル世界の要素を融合する技術。物理オブジェクトとデジタルオブジェクトがリアルタイムで共存し、やり取りできます。MRは、VRとARの要素を融合し、より没入感の高いインタラクティブな体験を実現します。
VRヘッドセットのレンズ、ディスプレイ、その他の光学部品の組み合わせ。VR体験の特性や視覚的な品質を決定します。光学スタックは、視野、解像度、画像の鮮明さなどの要因に影響を与えます。
ヘッドセットを装着中に外部の世界を簡単に確認して、現実空間での方向感覚を保てるようにするVR機能。
目とヘッドセットディスプレイの間の必要な距離を縮める軽量なレンズ。ヘッドセットをより小型化できます。また、目の疲労が軽減され、ピクセル間のギャップを最小化することで画像の鮮明さが向上します。パンケーキレンズはMeta Quest 3ヘッドセットの特徴の1つです。
ヘッドセットを装着して動き回るときの境界線。コントローラーを使用して設定します。これにより、安全な現実空間に留まることができ、事故のリスクが減少します。境界線に近づいたり、境界線を越えたりすると警告があります。Meta Questでは、歩行モードの境界線は自分を中心に2m x 2mに設定されます。
空間オーディオは、3Dの音響空間を作り出し、没入感を高めてバーチャル環境をよりリアルにします。例えば、人が話している場合、その音がどこから聞こえてくるのか、つまり誰が話しているのかを感じ取ることができます。
VRヘッドセットの安全機能。歩行モードの境界線を越えて入ってきた人やペットなどの物体の輪郭を確認できます。
1か所に座っているか立っているときに、現実世界で自由に動ける範囲を定義する境界線。Meta Questでは、静止モードの境界線は自分を中心に1m x 1mに設定されます。
バーチャル世界のサーフェスや物とやり取りするときに、物理的な触感をよりリアルにシミュレートする技術。TruTouchでは、ジェスチャーコントロールとハプティクスフィードバックを使用することで精度が高まり、VR体験の没入感が向上します。Meta Quest Touch Plusコントローラーの特徴の1つです。
VRは、完全没入型の体験として探索できる、コンピューターで生成された3D環境のシミュレーションです。この世界では、ユーザーはアバターとして表現され、VRヘッドセットとハンドヘルドコントローラーを使用して、そこで出会う人やオブジェクトとやり取りできます。